2 雨水(うすい)
「陽気地上に発し雪氷とけて雨水となれば也」雨水とはは二十四節気の第2節の節気です。2月19日頃(2024年は2月19日)太陽黄径330度、立春から数えて15日目頃の事を指します。
空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる雪解けがはじまる頃で昔から農耕をはじめる時期の目安とされてきました。やわらかな日差しの中で、草木が芽生え始める頃せ、春霞を楽しめる季節春一番が吹くのもこの頃です。、しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、時として大雪が降る事もあります、三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていきます。
そして、雨水も終わりをむかえる3月3日は、ひな人形を飾って女児の成長を祝う、ひな祭です。桃の花が咲く時期であることから、桃の節句とも呼ばれる日です。
ちらし寿司やはまぐりのお吸い物、甘酒、ひなあられなど、食卓を鮮やかに彩るごちそうを用意して、皆さんで春の訪れをお祝いしてみてはいかがでしょうか。
地方によっても違うようですが、雛人形は雨水に出すのがおすすめです。雨水に雛人形を飾ると、良縁に恵まれると言われています。これは、雛祭りは水に関係する行事で、雛人形は厄を移した人形を水に流していたことに由来するため、水が豊かになる雨水に雛人形を飾り始めると良縁がもたらされると考えたからだそうです。
投稿者 #泰成明